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デザインの認識 DRI  ( Design Recognition Indicator ) デザイン レコグニション インジケーター

人がモノを見てデザインを認識する過程には4つの認識方法があると考えました。
上図はデザインの種類別にその認識方法の割合を予測し割り出した図です。

「視覚認識」は見た瞬間に認識できるデザイン、例えばトイレや非常口のピクトグラムや
パーキングの「P」など瞬時に判断できるデザイン

「言語認識」は説明を受けて理解できるデザイン、例えばNTTのシンボルマーク(ダイナミックループ)は
−−−「シンプルなシンボルマークの造形から、躍動感あるヒューマンな表情を表します。
そして力強く描かれた曲線は無限運動を表すループであり、一本の曲線は企業のダイナミズムを表します。
またマーク上部における小さなループにより、常にお客様・社会の声を、企業活動の原点として吸収し、
広く社会のお役に立っていこうとするNTTの企業姿勢をリズミカルに表現しています。」(NTT西日本HPより)
という意味が込められていますが、説明を受けて初めて理解できます。
また、意味とは別にロゴマークの文字要素も言語認識の一種と捉えます。

「嗜好認識」は好き嫌いで認識するデザイン。これは単純に好きか嫌いかで判断される部分ですが
好きなデザインや色などは瞬時に目にとまりますので、特にパーソナル製品には重要な要素といえます。

「無意識の認識」は頭で考えず、直感や無意識に感じて認識するデザイン。らしさや雰囲気、空気感といった
経験により感じ取ることができる感覚的な部分です。
実はこの 「無意識の認識」がデザインにおいてとても重要な要素で、 デザイン表現を行う際に
様々な使用状況をイメージしながら無意識に感じる部分を想定しデザイン開発を行います。
デザインを説明する際にいつも伝わり難い部分であったためこのDRIを作成しました。

ブランドロゴやパッケージデザインは、企業の担当者はプレゼンテーションにより説明を受けていますが
ユーザは無意識の状態でその製品やブランドに触れ、個人の経験上のイメージで認識していきます。
シズル感(※)も「無意識の認識」の一部だと考えます。
デザイナーはこの無意識に感じる部分を最大限にイメージを引き出し、表現しなくてはいけません。

デザインの種類ごとに認識方法の範囲が変わり、また個々のプロジェクトによりその割合も変化します。
弊社ではそれぞれの表現の優先順位を明確にし的確にデザイン開発を行っています。

※ シズル(Wikipedia): http://ja.wikipedia.org/wiki/シズル